成長ホルモン分泌不全性低身長症
成長ホルモン分泌不全性低身長症は、成長ホルモンの分泌が悪いために低身長になる病気のことを言います。この病気の原因は、先天性と後天性に分類出来ます。先天性の疾患は下垂体無形成または下垂体低形成などがあります。後天的な疾患は脳腫瘍が一般的です。
障害の部位は、視床下部から出た命令が下垂体に伝わり、下垂体からは成長ホルモンGHが分泌され、成長ホルモンが直接、骨端軟骨に働きかけて骨が成長しますので、このどこかの経路の障害が考えられます。
症状は当然低身長です。治療は、原因によって異なりますが、低身長が主訴であることから、重篤な疾患が検査で見当たらない限り、公費での成長ホルモン補充療法となります。原因の中には突発性の原因不明の成長ホルモン分泌不全もあります。この場合も条件が満たされれば、ホルモン補充療法の対象となっています。また成長曲線を利用して脳腫瘍が発見される事もありますので、成長曲線の重要性はここでも認識されています。