成人後にグッと伸びる身長はありえない
通常の医学的観点では、身長がググッと伸びるのは、幼児期と第二次性徴期だといわれます。この時期にしっかりとした栄養(食事)、運動、睡眠等の通常の生活を規則正しく過ごすことが出来れば、病的に身長が伸びないことはありません。当然病気が疑われれば、症状にあわせた治療を施せばいいのです。
しかし成人して、骨端軟骨がなくなってからは、骨の成長は止まります。したがって、この時点で身長の伸びはなくなります。厳密に言うと、個人差や何らかの原因があって骨端軟骨が閉じていなければ、成人してからも背が伸びます。しかし、これも過度のものは病気の部類に入り、ホルモンの異常として考えられます。当然例外はありますので、絶対伸びないわけではありません。とはいえ、成人して骨端軟骨が閉じてしまった時から骨の成長は止まります。
それでは成人したら、身長に変化はないのでしょうか。縮む事はあっても、もう伸びないのでしょうか・・・。そんなことはありません。身長が伸びるのは、骨の長さだけではなく、関節の状態や筋肉のバランス、最終的には健康な姿勢が左右してきます。つまり、ストレッチや体操や骨格の調整は身長を伸ばします。ただし、これをご自身で維持しなくてはなりません。姿勢がよくて健康な方は、大きく見えます。とは言っても10センチも伸びることは、まず有りえません。伸びても数センチでしょう。